費用の目安

ペットのお墓にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

ペットのお墓、供養の方法を選ぶ上でその費用はやはり大きな要素のひとつですので、事前に確認して納得のいく供養をしましょう。 以下に大まかな目安となるものを記しますので参考にしていただければと思います。

ペット霊園や葬儀社によってシステムも価格もそれぞれ違いますので、事前にしっかりと確認することが肝心です。

■ 合同供養塔の利用 (無料〜数千円が中心)

ペット霊園で火葬した場合にそのまま埋葬できるところがほとんどで、費用はペット火葬料金に組み込まれており新たに発生するものはないと思われます。
ただ、火葬後骨壷を手元に持ち後日に埋葬するときや、他所で火葬したものを別の霊園に埋葬するときは数千円〜数万円の費用が発生するのが普通です。

■納骨堂利用のとき (年間1万円〜数万円が中心)

納骨堂も手軽のものから豪勢なものまでありますので確認が必要ですが、一般的な納骨堂の料金は年間1万円〜数万円での契約となっているものが多いようです。
中には2年間無料といったところや逆に豪華な霊座式のもので数十万円のものもありますので、ご予算に応じてお選びになるといいと思います。

火葬後2年間無料の納骨堂

■ペット霊園の墓(ペットのお墓〜個別墓地)(10万〜数十万円)

ペット霊園の屋外にお墓を作ることは理想的なペットの供養方法です。
通常は個別で名前などを彫った墓石をおいてのもので大きさや質によりますが、費用も通常10万円〜数十万円のものが一般的のようです。
また、年間の維持管理費も別途かかるのが普通です。

自宅に骨壷を置いて供養するペットの手元供養、自宅供養

自宅に骨壷を置いて供養するときは、ペット用ミニ仏壇、ミニ骨壷、フォトフレームなどさまざまなペットメモリアルグッズをそろえることもあります。
そのグッズの費用は千円〜数万円と幅広い価格帯のものがありますので予算に合わせて選ぶことが大切です。

遺骨を身につけるために加工するペンダントやアクセサリー、ミニカプセルなどいろいろありますがお値段もさまざまです。

■その他の供養の方法

海や山へのペットの散骨(海洋葬、山林葬)なども少しずつ広がってきました。その場合はご遺骨を散骨(パウダー状に)して実施します。
散骨も通常数万円のコストがかかるといわれますが後々の費用がないのが大きな特長です。

このように、ペットのお墓、供養の仕方にはいろいろな方法があり、その費用もさまざまです。
また、各ペット霊園、ペット葬儀社によって大きく違ってきますので、事前にしっかりと確認いただき、あなたに見合ったペットのお墓、供養をお選びいただき、いとしいペットを弔っていただければと思います。